CAFE CHOU CHOU カフェ シュシュ ~洋と和の結婚 グルメバーガーと裏千家 茶道が体験できるお洒落カフェ~

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こんにちは、当メディア管理人の佐藤です。(→ こんな仕事をしています
今回は、京王線高尾山口駅・中央線高尾駅から徒歩10分、グルメバーガーとお茶の両方が楽しめる「CAFE CHOU CHOU(カフェ シュシュ)」さんをご紹介します。

CHOU CHOUさんは2020年3月16日に高尾山のフモト、甲州街道沿いにオープン。
本場アメリカのグルメバーガーが楽しめるお店の奥には、なんと日本の伝統文化である茶道が体験できる茶室が設けられています。

カフェ シュシュの奥にある、茶室「やまぶき庵」の内観

そう、こちらのお店は「アメリカと日本の文化が融合」した稀有なお店なのです。

オーナーは「いつか自分たちのお店を高尾に持ちたい」と切望して夢を実現した中村さんご一家。
奥様のみどりさんが中心となり、お嬢様の莉菜さんと一緒にお店を切り盛りしています。

店名のCHOU CHOU(シュシュ)には、「かわいい」「お気に入りの」という意味があり、「お客様のお気に入りのお店になってほしい」というオーナー様の気持ちが込められています。

今回の記事では、洋と和を見事に融合させたこちらのお店の魅力をお伝えしたいと思います。

CAFE CHOU CHOU(カフェ シュシュ)

CHOU CHOUさんはJR高尾駅と京王線高尾山口駅のちょうど中間あたりの甲州街道沿いにあります。

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)外観

お店の前は駐車場になっていて、車は3,4台停められます。

白を基調とした外観はとてもお洒落で、まるでどこかのリゾート地に来たかのような錯覚を覚えます。

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)外観2

お店の真横には南浅川の支流である「案内川」が流れていて、川を見下ろせるようにテラス席も設けられています。ヤシの木がちょっぴりトロピカル感を醸しだしていますね。

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)外観3

テラス席は開放的で、風を感じながら食事を楽しむことができます。

今回、テラス席でも食事をしましたが、川のせせらぎや鳥のさえずりに癒やされたり、山の移ろいを感じたりと、自然を満喫できました。春先や紅葉の時期は特に気持ちが良さそうです。

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)外観4

テラス席は2人がけのテーブルが3つ(計6人)。喫煙コーナーもあります。

テラス席はペットOK。家族の一員としてお水も出して下さいます。
高尾山にペット連れで来て、カフェタイムにしたくなったら、迷わずCHOU CHOUさんに立ち寄ることをお薦めいたします。

天井が高くて開放感いっぱいの明るい店内

白を基調とした店内は窓も大きく、自然光が差し込むとても気持ちの良い空間。
天井も高くて開放感がありました。
CAFE CHOUCHOU(カフェ シュシュ)内観。白を基調とした店内。

カウンター席も6席あって、高尾山に登ったあとブラリと立ち寄って軽くアルコールを頂くこともできます。アルコール類はビール、ウィスキー、ワイン、焼酎、カクテルなど豊富に揃っているのが嬉しいですね。
ちなみに、食器は作山窯の美濃焼の器を使用しています。
Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)内観2

▼ 店内にそこはかとなく遊び心を感じさせるアイテムを発見。

Cafe CHOU CHOU内観3 カラフルなヤモリが梁にへばりついている写真

カラフルなヤモリが梁に!

さて、はじめてCHOU CHOUさんに来たら、迷わず「グルメバーガー」を召し上がって頂くことをお薦めします。
バーガー以外のフードメニューにはパスタやカレーもありますが、まずはバーガーを経験してからでも遅くはありません。
それでは、CHOU CHOUさんご自慢のグルメバーガーをご紹介いたします。

CAFE CHOU CHOU 特製グルメバーガー(2020年12月17日現在)

CHOU CHOUのバーガーメニューですが、以下の10種類あります。

ORIGINAL(オリジナル)、CHEESE(チーズ)、TERIYAKI(テリヤキ)、BEACON(ベーコン)、MEAT(ミート)、CHILI MEET(チリミート)、TERIYAKI CHICKEN(テリヤキチキン)、FISH(フィッシュ)、TAKAO BURGERS(高尾バーガー)、599 HIGT Mt.BURGER(599ハイマウントバーガー)

▼CHOUCHOU’S BURGERS メニュー(クリックすると拡大します)

CHOU CHOU(カフェ シュシュ)最新メニュー(2020年12月17日現在)

高さ約40cmの「599 HIGT Mt.BURGER」ぜひお試し下さい!

中でもスゴいのは「599 HIGT Mt.BURGER」。
チーズ、ベーコン、ミート、ターンオーバーの卵、パイナップルまで入った贅沢バーガーは、なんと高さ40cm!高尾山の標高599mにちなんで5,990円の価格もゴージャスです。
インスタ映えすること、間違いなしですね。

▼その他のフード、ドリンクメニュー(クリックすると拡大します)
CAFE CHOU CHOU(カフェ シュシュ)メニュー2

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)メニュー3

CHOU CHOU’S Burger  “CHEESE”

CAFE CHOUCHOU グルメバーガー CHEESE

“CHEESE” は1,430円(税込)。付け合せのポテトも量が多く食べごたえあり。

ちなみにグルメバーガーとは材料や製法にこだわって丁寧に作られた高級なハンバーガーのこと。
こだわりのパティは100%ビーフでジューシー。
バンズはパティにあわせた特注品。フワフワで柔らかかったです。
バンズに挟まっているトマトとタマネギはとても分厚く、それ自体の甘さや旨味を感じられます。

CHOU CHOU’S Burger  “BEACON”

CAFE CHOU CHOU グルメバーガー BEACON

テラス席で “BEACON” 1,430円(税込)とジンジャーエールも楽しみました。

トマトとオニオンの分厚さ、伝わりますよね。これが甘みがあって美味しいんです。
パティももちろん分厚くてジューシーでお肉のうまみが凝縮しています。
ちなみにバーガーを注文すると、ソフトドリンク代が全て半額になります。

CHOU CHOU’S Burger  “TAKAO BURGERS”

CAFE CHOUCHOU TAKAO BURGERS

左から、K:唐揚げ O:オリジナル A:エビフリッター T:タマゴサラダ。バンズの色も変えてます。

いろいろな味を一度に楽しみたいという方にお薦めなのが、インスタ映えしそうな “TAKAO BURGERS”。
色とりどりの景色を見せてくれる高尾を、ミニサイズのバーガーで可愛らしくイメージしたとのことです。
小さくて食べやすい大きさのミニバーガーが4つセットになっていて、それぞれの具材は以下のとおりです。

T:タマゴサラダ
A:エビフリッター
K:唐揚げ
O:オリジナル

それぞれのイニシャルを組み合わせることで “TAKAO” 。
anagram(言葉遊び)が利いています。1,430円(税込)

カフェ シュシュ 期間限定のクリスマス スペシャルメニュー

こちらは期間限定・数量限定の季節メニューになります。
私も天気の良い日にテラス席で頂きましたが、最高に贅沢な気分になりました。
▼ROAST BEEF BURGER(クリックすると拡大します)

Cafe CHOU CHOU(カフェ シュシュ)メニュー4

▼メニューの紹介文

ボリューム感あるCAFE CHOU CHOUハンバーガーにさらに肉感をプラスした、贅沢なGOURMET BURGERが【期間限定】【数量限定】で新登場!
クリスマスをイメージしたカラーバンズの上には雪をイメージしたチーズでアクセント!CAFE CHOU CHOUのローストビーフバーガー!この機会にぜひお越しください!

茶室「やまぶき庵」で癒やしの一服を体験

グルメバーガーがウリのこちらのお店ですが、冒頭でお伝えしたとおり、お店の奥には本格的な茶室があります。
その名も「やまぶき庵」。
CAFE CHOUCHOU(カフェ シュシュ)茶室「やまぶき庵」 内観

京間の茶室は8畳の広さがあり、高尾山に来られた海外の方も気軽に茶道文化を体験できるようになっています。

茶室に入るにはいったんテラス席に出て、躙口(にじりぐち:茶室特有の客の出入口)から入室する手順を踏みます。
やまぶき庵の躙口に通じる石段

茶室「やまぶき庵」 躙口

躙口を開けたところ

やまぶき庵の中で待っていて下さった、お師匠様と中村莉菜さん。

お師匠様(左)と中村莉菜さん

実は、莉菜さんは裏千家茶道を10年以上学ぶお茶の先生でもあります。
合格率2%程度の茶道文化検定1級の資格も保有されているとのこと。
今回の取材のため、莉菜さんのお師匠様にもお越しいただき、お茶を点てて頂きました。

やまぶき庵のお茶道具

お茶を点てる中村莉菜さん。

お茶を点てているシーンの手元アップ

お抹茶のアップ

「練りきり」は十五夜の月にススキの穂をイメージ。

「練りきり」は十五夜の月にススキの穂をイメージ。

お茶菓子の「練りきり」も莉菜さんの手作り。写真は十五夜のお月さまをイメージしたそう。
練りきりは季節ごとに変えているそうなので、こちらを楽しみにお店に行くのもいいですね。
このお茶菓子は基本的に予約制なので、召し上がりたい方は事前にお店にお問い合わせ下さい。

和菓子とお茶のセットを予約したい方はこちらをタップ

お茶を体験した取材班の感想

今回、取材班の二人がやまぶき庵でお茶を体験してきましたので感想を聞いてみました。
(※文字列をクリックすると全文が読めます)

フモト同盟市民ライター 谷本朋子さんの感想
やまぶき庵でお茶をたしなむ谷本朋子さん

高尾フモト同盟 市民ライター 谷本朋子さん

お茶を立てて下さったお嬢さんの、所作の美しさや背筋のピンと伸びた佇まいに、自然とこちらも背筋が伸びて、心地よい緊張感を感じました。

先生からはお茶文化について色々と伺いました。
まず、お客様を迎えるために野に出て季節の花を探して、それに合う花器を選び生ける、床の間のお軸選び、準備の段階からお茶席は始まっていること。

お茶は、色々な伝統文化の場面でおもてなしに使われるので、和歌や俳句を詠めること、筆によるかな文字の読み書き、能や狂言などの知識、お香、様々な教養が必要であること。

でも先生は、「伝統文化やしきたり、作法の勉強や継承は大切だけれど、新しいものもどんどん取り入れていかないと、若い世代に受け入れて貰えなくなりますからね。」と微笑まれて、先生の頭と心の若々しさや柔軟性に、私もこんな風に歳を重ねたいと尊敬の気持ちを抱きました。

やまぶき庵でお茶菓子を頂く谷本朋子さん

お茶を頂くとき、先生が横から優しく所作のポイントを教えて下さり、最初は緊張でドキドキしましたが、段々とそれが心地よくなってきました。
おもてなしする側が真剣に場を整えお迎えしてくれるのだから、客もまた全身でそのおもてなしを感じ、誠心誠意そのおもてなしを受け止めなくてはいけない。
双方の心が響き合って、初めてお茶席が成立するのだな、と感じました。

お茶席って、静かな中にお茶を点てる音だけが静かに聴こえて、自然と呼吸がゆっくり深くなる気がしました。
お茶室の空気もリンと澄んでいる様に感じました。

お茶室の外の音も、いつの間にか全然気にならなくなりました。
お茶を点てる美しい所作に見惚れて、自然と集中していたんだと思います。

莉菜さんのお菓子、上品な甘さでとても美味しかったです。
カフェの様なカジュアルな場で、気軽にお茶席体験ができるって凄いことですし、もっと沢山の方に知って、体験してもらいたいですね。

フモト同盟カメラマン 渡邉美穂子さんの感想
八王子のフリーフォトグラファー 渡邉美穂子

高尾フモト同盟 専属フォトグラファー 渡邉美穂子さん

撮影当日はお茶室撮影をお願いしていたので、着物で待っていてくださった莉菜さん。
カフェで会っているときの可愛い雰囲気とは違い、着物がよく似合う着物美人さんでした。

お茶室は、一歩入るとカフェとは別世界!
まったく違う落ち着いた雰囲気でした。

お茶初心者の私はまったく作法が分からずだったのですが、お茶の飲み方やお菓子の食べ方などとても親切丁寧に教えてもらえ、お茶の勉強もさせていただきながら、楽しみながらお茶体験することが出来ました♪

お茶を点てている莉菜さんの姿を撮らせていただいたのですが、ファインダーを通して、お茶に対する思いがとてもよく伝わってきました。凛としていてステキでしたよ!

忘れちゃいけないお菓子は、お店の手作り。
目と味それぞれで季節を感じさせてくれ、お茶に合うちょうどよい甘さでした。
美味しくて、本当は、もう一つ食べたくなってしまうほどでした。

今度はカメラマンとしてではなく、お客さんとしてお茶体験が出来たらと思っています。

茶室 やまぶき庵のご案内

茶室では和菓子と茶道体験のセット1,500円(税抜)が頂けます。
許状申請に向け本格的に学びたい人向けに稽古も行っているとのこと。
詳しくは公式HPでご確認下さい。
茶室の貸出にも対応しており、予約制となっています。
詳細はお店にお問い合わせ下さい。

電話でのお問い合わせはこちらをタップ

取材の最後に

CHOU CHOUオーナー、中村勇人さんご夫妻は大型のバイク乗りでもあります。

雑誌の写真。中村勇人さんがカワサキZ1に乗っているシーン

ハーレーからZ1に乗り換えたという勇人さん

勇人さんは往年の人気バイク「KAWASAKI 900 Super4(1975年)」に乗っていて、雑誌にも掲載されるほどのバイク好き。
▼ YouTubeのUEMATSU Channelで勇人さんが紹介されています。

※CHOU CHOUさんのご紹介は5分30秒あたりから始まります。

勇人さん、彫りが深くてイケメンですね。
それもそのはず、勇人さんはアメリカと日本のハーフなんです。
ちなみに奥様はお店でお嬢様の莉菜さんと一緒にお店を切り盛りされています。

莉菜さんのお母様、中村みどりさん

奥様のみどりさんも883cc(パパサン)のハーレーに乗っています。

子供の頃、アメリカで生活されていた勇人さん。
日本に帰国してもアメリカで食べたバーガーの味が忘れられず、試行錯誤のうえCHOU CHOU特製グルメバーガーを創り上げたというエピソードをお聞きしました。

CHOU CHOUのグルメバーガーには、勇人さんの長年の想いも込められているのですね。

洋と和の結婚。
グルメバーガーと裏千家。
アメリカと日本のハーフである勇人さんだからこそ、創り上げることができたお店なのかもしれませんね。

またまた高尾山の麓に素敵なお店、見つけました。

CAFE CHOU CHOUさん。
これからも高尾山に遊びに来る人の憩いの場であり続けて下さい。

CAFE CHOUCHOU(カフェ シュシュ) 基本情報

住所:東京都八王子市高尾町1912
電話:042-673-3917
営業時間:10:00~19:30(L.O 19:00)
定休日:水曜日
ジャンル:カフェ
駐車場:有(3~4台)
支払方法:カード可、電子マネー可
アクセス:京王線高尾山口駅 徒歩10分
Web:https://cafechouchou00.wixsite.com/2020-3-16
Facebook:@Cafe-chouchou
Instagram:@Cafe-chouchou
備考:新型コロナウィルス拡大により営業時間を短縮しております。

電話でのお問い合わせはこちらをタップ

アクセスマップ

JR中央線高尾駅・京王線高尾山口駅より徒歩10分

Photo by 渡邉美穂子( mommy 主宰

▼TAKAOバーガーの次は高尾ポテトもご覧ください。

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